ダッシュ良く先手を取った松山弘平騎手騎乗のコーリンベリーが、そのままゴールまで逃げ切って優勝(撮影:高橋 正和)
3日、大井競馬場で第15回JBCスプリント(GI・3歳上・ダ1200m・1着賞金6000万円)が行われ、ダッシュ良く先手を取った松山弘平騎手騎乗の3番人気コーリンベリー(牝4、美浦・小野次郎厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、好位追走から差を詰めた1番人気ダノンレジェンド(牡5、栗東・村山明厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒9(不良)。
さらに2馬身差の3着に2番人気ベストウォーリア(牡5、栗東・石坂正厩舎)が入った。
勝ったコーリンベリーは、父サウスヴィグラス、母コーリンラヴィアン、その父ミシックトライブという血統。前哨戦の東京盃はスタートで遅れ3着だったが、今回は見事逃げ切り初めてのGI制覇を果たした。牝馬による本レース優勝はこれが初めて。また、鞍上の松山弘平騎手、本馬を管理する小野次郎調教師にとっても初めてのGI勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆コーリンベリー(牝4)
騎手:松山弘平
厩舎:美浦・小野次郎
父:サウスヴィグラス
母:コーリンラヴィアン
母父:ミシックトライブ
馬主:伊藤恵子
生産者:今井牧場
通算成績:16戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2015年かきつばた記念(GIII)
【松山弘平騎手のコメント】
本当にスピードのある馬で、力強い走りでした。今は短いところで走っていますが、落ち着きも出てきたので、もう少し距離が延びてもやれそうだなという感触があります。これから先まだまだ楽しみです。