種牡馬クロコルージュ、アラムシャーが愛国へ

2005年11月02日 10:00

 日本軽種馬協会・静内種馬場で繋養されているクロコルージュ(牡10)が、愛国のラスバリースタッドに輸出される事がわかった。また、同種場に04年より繋養されているアラムシャー(牡5)も、06年は愛国のナショナルスタッドにリース供用される。アラムシャーの種付け料は8,500ドル(約98万円)の予定。

 クロコルージュは、父Rainbow Quest、母Alligatrix(その父Alleged)という血統の愛国産馬。現役時代は、98年リュパン賞(仏G1)を制し、続く仏ダービー(仏G1)では2着に好走。翌99年のイスパーン賞(仏G1)では、欧州遠征の第1戦目として出走したエルコンドルパサー(父Kingmambo、98年ジャパンC-GI)を破り、G1・2勝目を挙げている。同年の凱旋門賞(仏GI)3着を最後に現役を引退、01年から日本で種牡馬生活を送っていた。通算成績13戦4勝(GI・2勝)。

 アラムシャーは、父Key of Luck、母Alaiyda(その父シャーラスタニ)という血統の愛国産馬。叔父に現在、日本で種牡馬生活を送っているデザートストーリー(父Green Desert)がいる。02年9月に愛・J.オックス厩舎からデビュー。現役時代は、03年愛ダービー(愛G1)、キングジョージVI世&クイーンエリザベスS(英G1)など重賞4勝を含む通算9戦5勝という成績を残した。英チャンピオンS(英G1)6着を最後に現役を引退し、04年より日本で種牡馬生活を送っていた。初年度は65頭に種付けを行ったが、2年目の今年は、種付け頭数わずか4頭と落ち込んでいた。初年度産駒は07年にデビューする。

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