12日、東京競馬場で行われた6R・2歳500万下(ダート1300m)は、小野次郎騎手騎乗の2番人気タガノエクリプス(牡2、栗東・川村禎彦厩舎)が直線で内から脚を伸ばし、逃げた1番人気アグネストラベルをゴール前で1/2馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分19秒3(良)のレコードタイム。さらに2.1/2馬身差の3着に4番人気フィールドオアシスが入った。
勝ったタガノエクリプスは、父フジキセキ、母サマープロテクター(その父ヘクタープロテクター)という血統。伯父に94年中山大障害・秋、春を制すなどJRA・13勝を挙げたブロードマインドがいる。03年セレクトセールにて2450万円で落札されていた。デビュー2戦は芝のレースで4、5着と敗れたが、3戦目(阪神・ダート1400m)の初ダート戦では、2着に8馬身差で圧勝。続くプラタナス賞(東京・ダート1400m)は1番人気に推されるも、ユーワハリケーン(牡2、美浦・武藤善則厩舎)のレコード駆けに離された4着と敗れ、前走のかえで賞(京都・芝1400m)では10着と成績を落としていた。今回再びダートに戻り、結果を出した形となった。通算成績6戦2勝。