「2歳新馬」(中山5R・ダート1800m)
力強く抜け出した。9番人気の
グラスアクト(牡、父シニスターミニスター、美浦・田島)が1分57秒7のタイムでデビュー戦を快勝。道中は2番手につけて、直線半ばで逃げた6番人気
クインズコイヌールを競り落とすと、後続に3馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。2着は3番手から追い上げた7番人気の
ラテールプロミーズ、さらに2馬身半差の3着に
クインズコイヌールが続いた。なお、1番人気の
コアコンピタンスは勝負どころで前との差が開き、4着まで詰めるのが精いっぱいだった。
吉田豊は「乗りやすくてセンスもある。うまく折り合って、最後も感じ良く伸びてくれましたね」と満足そうにうなずいた。田島師は「血統的にダートがいいのでは」と話し、次走もダート戦で連勝を狙う構えだ。