19日、東京競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1600m)は、柴山雄一騎手騎乗の8番人気エイシンキャプテン(牡2、美浦・久保田貴士厩舎)が序盤から先頭を奪い、追い込んだ10番人気ダンスミモアーを1.1/2馬身抑えて優勝。勝ちタイムは1分36秒5(良)。さらに3/4馬身差の3着に5番人気トーセンシャレードが入った。
勝ったエイシンキャプテンは、父キャプテンスティーヴ、母ナスノヴィーナス(その父ロドリゴデトリアーノ)という血統。叔父に99年青葉賞(GIII)2着、弥生賞(GII)3着のマイネルシアターがいる。04年北海道市場オータムセール1歳にて580万円で落札されていた。
東京5R・2歳新馬(ダート1400m)は、蛯名正義騎手騎乗の3番人気ボストンキコウシ(牡2、美浦・松山康久厩舎)が中団追走から逃げた5番人気レイジングザバーをゴール前でクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分28秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気プルーフオブキングが入った。
勝ったボストンキコウシは、父Songandaprayer、母Gale the Queen(その父Dr. Blum)という血統の米国産馬。牝系には05年ダイヤモンドS(GIII)を2着と好走したハイフレンドトライ(牡5、美浦・根本康広厩舎、父リアルシャダイ)がいる。05年ファシグティプトン・コールダーセールにおいて10万ドルで落札されていた。
父Songandaprayer(その父Unbridled's Song)は、現役時代にファウンテンオブユースS(米G1)を含む3勝を挙げている。産駒は現2歳世代が初年度産駒となり、JRAでは初の勝ち上がりとなった。