西村淳也騎手が騎乗し、6ハロン77・9秒を叩き出したタイセイボーグ(カメラ・高橋 由二)
◆第77回阪神JF・G1(12月14日、阪神競馬場・芝1600メートル)=12月3日、栗東トレセン
重賞戦線で好走している
タイセイボーグ(牝2歳、栗東・松下武士厩舎、父
インディチャンプ)は西村淳也騎手を背に、栗東・CWコースで
マルクダムール(2歳新馬)を10馬身、
ララディアーブル(2歳新馬)を9馬身半追走。前肢を力強く動かし、6ハロン77秒9―11秒3で駆け抜けた。松下調教師は「思ったより速かった。前で引っ張る馬が速くなったが、その分内を回っているんでね」と説明した。
牡馬相手の3走を含み、キャリア4戦で【1 2 1 0】と堅実な成績を残している。前々走、前走は重賞で2、3着と勝利まであと一歩と迫った。トレーナーは「だんだんしっかりしてきているし、いい状態で(厩舎)に戻ってきている。初めて乗ってもらったけど、いい感触をつかんでくれた」と手応えをつかんでいる。