川田将雅騎手が跨り栗東CWで1週前追い切りを行ったラブリーデイ(撮影:井内 利彰)
天皇賞・秋を勝って、前走ジャパンカップは3着だったラブリーデイ(栗東・池江泰寿厩舎)。今朝16日は出走予定の有馬記念(12月27日・中山芝2500m)に向けた1週前追い切りをCWで行っている。
2回目のハローを終えた時間帯に一番で入場。川田将雅騎手が跨って、カルナヴァレスコを3馬身ほど追走したが、そのペースはゆっくり。少しずつ前との差を詰めていく形で、最後の直線ではじわっと並びかけていく。スパッと交わすのではなく、最後の頭だけ前に出るような形。強すぎず弱すぎず、絶妙な仕掛けで先着のフィニッシュとなった。時計は6F87.3〜5F70.8〜4F55.5〜3F40.6〜1F12.8秒と遅いものの、秋4走目にして、1周半乗っての追い切りという調教内容が順調さを示している。(取材・写真:井内 利彰)