20日、京都競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝2000m)は、藤岡佑介騎手騎乗の3番人気タマモサポート(牡2、栗東・藤岡健一厩舎)が好位追走から直線で4番人気タガノボーディングに1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分05秒5(良)。さらに1.1/2馬身離れた3着には10番人気テイエムセイランが入った。
勝ったタマモサポートは、父タマモクロス、母アンサーミー(その父ジョリーズヘイロー)という血統。タマモクロス産駒は、JRA現2歳世代ではカノヤバトルスター(牡2、栗東・坂口正則厩舎)に続く2頭目の勝ち上がりとなった。
東京5R・2歳新馬(牝、芝1400m)は、江田照男騎手騎乗の5番人気ジョウノナンシー(牝2、栗東・森秀行厩舎)が好位追走から直線抜け出しゴール前迫る圧倒的1番人気(190円)のアピールポイントをクビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分24秒6(良)。さらに2馬身差の3着には3番人気リヴァリーガーデンが入った。
勝ったジョウノナンシーは、父フレンチデピュティ、母が96年エリザベス女王杯(GI)3着のシーズグレイス(その父サンデーサイレンス)という血統。半兄に04年根岸S(GIII)、クラスターC(交流GIII)など現5勝(うち地方1勝)を挙げている(牡6、栗東・森秀行厩舎、父フォーティナイナー)がいる。
京都4R・2歳新馬(ダート1200m)は、安藤勝己騎手騎乗の4番人気コマノルカン(牡2、栗東・鮫島一歩厩舎)が道中は中団を追走し、直線外から脚を伸ばすと、好位から抜け出しを図った圧倒的1番人気(単勝150円)インディドライバーを1/2馬身交わして優勝した。勝ちタイムは1分12秒6(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には7番人気アインカチヌキが逃げ粘った。
勝ったコマノルカンは、父ボストンハーバー、母リンデンジョオー(その父リアルシャダイ)という血統。祖母は91年エリザベス女王杯(GI)の優勝馬リンデンリリー。叔母に03年フィリーズレビュー(GII)を制したヤマカツリリー、半兄にはJRA現3勝のコマノハイ(牡3、栗東・鮫島一歩厩舎、父スペシャルウィーク)がいる。