20日、水沢競馬場で行われた阿久利黒賞(3歳、ダート1600m、1着賞金300万円)は、小林俊彦騎手騎乗の1番人気
ウツミジョンソン(牡3、岩手・村上佐重喜厩舎)が、4角で外から一気に先頭に並びかけそのまま直線抜け出し、2番人気
オリエントボスに1.1/4馬身差をつけて優勝。勝ちタイムは1分42秒1(重)。さらに3/4馬身差の3着には4番人気
マツリダパレスが入った。
勝った
ウツミジョンソンは、父カコイーシーズ、母ナイスカオルコ(その父ナイスダンサー)という血統。04年、8月7日のフューチャー2歳(盛岡・芝1000m)でデビューするが4着。その後、3戦目の2歳(水沢・ダート1300m)を7馬身差の圧勝で初勝利を挙げると、続く
ホープフル2歳(盛岡・ダート1200m)、若松賞(盛岡・ダート1400m)、若駒賞(盛岡・ダート1600m)と4連勝で重賞初制覇を達成。その後は勝ち切れないレースが続き、前走のエクセレントA1(盛岡・ダート1600m)も3着に敗れていた。通算成績17戦6勝(重賞2勝)。