アップトゥデイトが直線の争いを制しJ・GIを連覇(撮影:下野雄規)
26日、中山競馬場で中山大障害(3歳上・JGI・障害4100m)が行われ、3番手につけて順調に各障害をクリアしていった林満明騎手騎乗の2番人気アップトゥデイト(牡5、栗東・佐々木晶三厩舎)が、最後の直線に入って、道中2番手追走から先頭に立っていた1番人気サナシオン(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)との争いを制し、さらに外から追い上げてきた5番人気エイコーンパス(牡6、栗東・松田博資厩舎)を1/2馬身退けて優勝した。勝ちタイムは4分37秒9(良)。
サナシオンはエイコーンパスから2馬身差の3着。なお、3番人気アポロマーベリック(牡6、美浦・堀井雅広厩舎)は故障発生のため競走を中止した。完走は13頭。
勝ったアップトゥデイトは、父クロフネ、母リニアミューズ、その父トニービンという血統。大差のレコード勝ちを決めた今春の中山グランドジャンプに続くJ・GI連覇を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆アップトゥデイト(牡5)
騎手:林満明
厩舎:栗東・佐々木晶三
父:クロフネ
母:リニアミューズ
母父:トニービン
馬主:今西和雄
生産者:ノースヒルズ
通算成績:23戦7勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2015年中山グランドジャンプ(J・GI)