「3歳新馬」(京都2R・ダート1800m)
砂の攻防は好位を運んだ1番人気のステイゴールド産駒
ドラゴンカップ(牡、栗東・角居)に軍配が上がった。タイムは1分55秒2。前を見る形でリズム良く進むと、448キロの馬体から力強い伸び脚を繰り出して一気に突き抜けた。母シルヴァーカップは05年伊2000ギニー・伊GIIの勝ち馬で、米国でも06年サンタアナH・米GIIなど重賞を勝っている。なお、4馬身差の2着は勝負どころで外から進出した9番人気の
メイショウカマクラ、さらに1馬身1/4差の3着には好位のインで脚をためた5番人気の
マーキークラブが入った。また、2番人気の
グランセノーテは直線で差を詰めたが、発馬で大きく立ち遅れて6着に敗れた。
ルメールは「乗りやすい馬。距離もちょうどいい。最後の
スピードが良かった。芝でも同じくらい走ると思う」と称賛する。角居師も「頭がいいし、軽い走りができている」と飛躍を期待していた。