27日、京都競馬場で行われたアンドロメダS(OP・芝1200m)でマルカキセキ(牡4、栗東・瀬戸口勉厩舎)が優勝。騎乗した福永祐一騎手(28、栗東・北橋修二厩舎)は、このレースで自身初となるJRA年間100勝を達成した。05年の年間100勝は、武豊騎手、横山典弘騎手、藤田伸二騎手、中舘英二騎手に次いで5人目の達成となった。
同騎手は96年にデビュー。中京競馬場で迎えたデビュー戦をマルブツブレベストに騎乗し初騎乗初勝利を達成。99年の桜花賞(GI)をプリモディーネで制しGI初制覇。エイシンプレストンとのコンビで01年香港マイル(香G1)を制し海外G1初制覇を達成している。今年はフェブラリーS(GI)をメイショウボーラー(牡4、栗東・白井寿昭厩舎)、桜花賞・NHKマイルC(共にGI)をラインクラフト(牝3、栗東・瀬戸口勉厩舎)、オークス(GI)をシーザリオ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)で制すなど、JRA重賞15勝(GI・4勝)を挙げている。またアメリカンオークス(米G1)ではシーザリオで優勝し、日本馬初となる米G1制覇に導いた。ここまでGIは通算12勝(重賞50勝)、海外G1通算4勝。