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マイルCS勝ち時計ランキング 岩田康誠騎手が“真骨頂”魅せた2014年が1位

2025年11月17日 12:00

ダノンシャーク(写真左、(c)netkeiba)

 11月23日(日)に京都競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)。下半期のマイル王者決定戦には、GI・3勝のジャンタルマンタル、連覇を狙うソウルラッシュ、今年のヴィクトリアマイル覇者アスコリピチェーノをはじめ、豪華メンバー22頭がエントリーしている。本稿では同レースの開催にあたり、歴代勝ち時計をランキング形式で紹介する(京都芝1600mの開催に限る)。

■5位 2013年 1分32秒4 トーセンラー

 11年菊花賞で3着、13年天皇賞(春)で2着に入るなど、それまでは中長距離で活躍していたが、デビュー以来初めてのマイルに挑戦。ダノンシャークに続く2番人気に推された。レース序盤は距離短縮にとまどったか遅れ気味で、15番手あたりから運んでいたが、直線で仕掛けられると目の覚めるような伸び。先行馬もしぶとく粘り込みを図る中、馬群を割って一気に突き抜け、ダイワマッジョーレに1馬身差を付けて快勝。鞍上の武豊騎手は、中央、地方、海外を合わせて、GI級・100勝を達成した。

■4位 2005年 1分32秒1 ハットトリック

 デビューは3歳5月と遅れたが、4歳初めに京都金杯、東京新聞杯を勝利して高い素質を誇示したが、その後は4戦連続で掲示板外に敗れ、少し勢いを失っている中でのマイルCS参戦だった。半マイル通過が45.7秒の平均ペースとなり、直線では横に広がっての地力比べに発展。内でダイワメジャーが食い下がり、ラインクラフトも差を詰めようとしていたが、大外から一気に飲み込んだのがハットトリックだった。最後はダイワメジャーをハナ差とらえ、待望のビッグタイトルをつかんだ。



■3位 2024年 1分32秒0 ソウルラッシュ

 22年、24年のマイラーズC、23年の京成杯AHと重賞3勝を挙げていたが、GIでは善戦止まりが続いていた。混戦模様の中、単勝5.3倍の4番人気に支持されたソウルラッシュは、圧巻の走りを披露する。道中は10番手と後方寄りで脚を溜め、4コーナー過ぎで仕掛けると、馬場の6、7分どころを一気に進出。先に抜け出したウインマーベルを早々につかまえ、最後は2馬身半差をつけた。鞍上の団野大成騎手はゴールの少し手前、馬上で立ち上がって大きなガッツポーズ。喜びを爆発させた。

■2位 2010年 1分31秒8 エーシンフォワード

 10年春に阪急杯を制していたものの、直前のスワンSで8着と大きく崩れたこともあり、単勝52.4倍の13番人気と伏兵の一角に過ぎなかった。7枠13番からのスタートだったが、岩田康誠騎手は巧みにさばいて内ラチ沿いを確保。半マイル45.3秒の流れを8番手から運んだ。直線では内から2頭の位置をじわじわと進出。最後は外から伸びたダノンヨーヨーゴールスキー、さらには外国馬のサプレザと4頭が横並びでゴールを通過したが、クビ差で勝利し、3連単47万超えの波乱を呼んだ。

■1位 2014年 1分31秒5 ダノンシャーク

 マイル路線で安定感を見せ、13年京都金杯、富士Sと重賞2勝。さらに安田記念でも3着に入っていた。待望のGIタイトルを狙って、単勝18.1倍の8番人気で出走。道中は10番手あたりのやや後方から進み、4コーナーの勝負どころでは内目に進路を選んだ。直線ではけん命にフィエロが粘り込みを図っていたが、ダノンシャークもまったく譲らず、2頭は並んでゴール。首の上げ下げでわずかにダノンシャークが先着していた。岩田康誠騎手の真骨頂、イン突きが見事に決まったのだった。

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