勝負根性を見せたロードブレイド(真ん中)がデビュー勝ち=京都競馬場
「3歳新馬」(京都6R・芝1600m)
4番人気の
ロードブレイド(牡、父
キンシャサノキセキ、栗東・高橋忠)が1分35秒4のタイムで新馬勝ち。道中は中団で脚をためて直線に向くと、先に抜け出した12番人気
ダノンハナフブキ(2着)の内に潜り込み、馬体を合わせてフィニッシュ。わずかに頭差先着して勝負根性を見せつけた。さらに1馬身1/4差の3着は6番人気の
ハクサンルドルフ。全兄に
ジャパンCの勝ち馬
ローズキングダムを持つ良血馬
ロゼリーナは直線の伸びを欠いて6着に敗退。1番人気に応えることはできなかった。
鮫島駿は「狭いところを割ってしっかりと脚を使ってくれました」と笑顔。高橋忠師も「除外で伸びて、しっかり(調整が)できたのが良かった。本質的には1400mくらいかな」と、短距離戦中心の組み立てを示唆した。