シゲルスダチの弟サノイチが本格化へ、フェブラリーSで重賞初出走

2016年02月18日 19:40

ピカピカの毛ヅヤに張りのある馬体が目を引くサノイチ(撮影:佐々木祥恵)

 印象的な馬名かつ、今は亡きシゲルスダチの弟ということで人気のあるサノイチ(牡5・美浦・尾形和幸)。オープン入りを果たしたばかりでGI出走が叶った同馬について、尾形調教師に話を聞いた。

「前走(白嶺S・1600万下・1着)はそれなりのハイペースでしたし、先行集団の1列後ろの位置取りで追走も大変そうでした。それでも自ら進路を取って勝ちましたから、漁夫の利ではなく評価して良い内容だったと思います。レース後は10日までプールで調整をしていましたが、バリバリに元気でしたので、わりとすぐに通常メニューに戻して調教をしています。

 中1週ですし、今週(2/17)の追い切りはもう少し軽くても良いかなと思いましたが、時計は速かったですね。でもそれだけ元気が良くて、状態も良いのだと思います。まだヤンチャで、抑えるのが大変なところもありますね。2歳時は450キロ台で走っていましたが、前走では484キロと体も成長してきました。ただ今回はさすがに強敵揃いですし、展開面の恩恵が欲しいですね。前がやり合ってくれて、流れに乗ってリズム良く走れればと思います」

 ピカピカの毛ヅヤに張りのある馬体が目を引くサノイチ。尾形師のコメントは控えめだが、ようやく本格化してきた今、GIの舞台でどこまでやれるのか、注目してみたい。

(取材・写真:佐々木祥恵)

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