「3歳新馬」(小倉5R・芝2000m)
血が騒いだ。07年の小倉記念を勝った
サンレイジャスパーの息子が新馬勝ち。9番人気の
スノーマン(父スズカフェニックス、栗東・高橋忠)が、2分3秒8のタイムで接戦を制した。後方追走から徐々にポジションを押し上げ、4コーナーでは先行する3頭を射程圏に入れて直線へ。併せる形で伸びた10番人気
メーテルリンク(2着)を首差でねじ伏せ、低評価を覆す快走を見せた。さらに3馬身半差の3着は12番人気の
ラプルーズ。1番人気の
ジョンブリアンは3番手から早めに押し上げるも、直線ではずるずると後退して9着に敗れた。
騎乗したバルジューは「体も走りも力強くて、最後までしっかりと走ってくれました。少しコントロールが利きにくいところがあるので、そのあたりが今後の課題になりそうです」と振り返った。