4日、金沢競馬場で行われたヤングチャンピオン(2歳、ダート1700m・1着賞金180万円)は、中川雅之騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝140円)センパツトモ(牝2、金沢・中川一男厩舎)がスタートから先手を奪うと、そのまま直線も後続を引き離し2番手追走の4番人気ケイティクラシーに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分51秒5(不良)。さらに5馬身差の3着には3番人気コーワティアラが入った。
勝ったセンパツトモは、父アジュディケーティング、母ヤマタケマダム(その父イエローゴッド)という血統。牝系には89年テレビ東京3歳牝馬S(GIII)を制したヤマタケサリー(父サクラシンゲキ)や、88年北九州記念の勝ち馬タガジヨオー(父ハビトニー)などがいる。04年オータムセール1歳にて260万円で落札されていた。05年7月のデビュー戦(金沢・ダート900m)は2着だったが、続く2戦目、3戦目を連勝し、前走のプリセスC(金沢・ダート1500m)で重賞初制覇を達成していた。通算成績5戦4勝(重賞2勝)。