「3歳新馬」(中山5R・芝2000m)
決め手が光った。好位で流れに乗った2番人気の
シークザフューチャ(牝、父ゼンノロブロイ、美浦・堀)が後続を離した競り合いを制してデビューV。直線に向いて左ステッキが入るとグンと加速。ワンテンポ先に抜け出した3番人気の
ツボミ(2着)に外から襲い掛かると、1馬身1/4差かわしてフィニッシュした。勝ちタイムは2分4秒0。5馬身差離れた3着は12番人気の伏兵
ピーチプリンセス。1番人気の英国産馬
ミスドバウィは5着。向正面で気合をつけられるなど、若さが目立って伸び切れなかった。
「ケイコではゲートが鈍そうだったが、実戦ではお利口さんでした」と石橋脩。「操縦性が高くて、乗りやすい馬。距離は延びても大丈夫そうです」と飛躍を期待していた。