高知競馬場(天候:晴 馬場:不良)で行われたダート
グレード競走の第18回黒船賞(第5競走・JpnIII・4歳以上・ダート1400m・1着賞金2100万円)は、12頭が出走した。
 レースは昨年の覇者で、1.8倍という断然の1番人気となったJRAの
ダノンレジェンドと岩手の
ラブバレットがスタンド前で並ぶようにして出て行き、1コーナー過ぎには2番人気のJRAの
ニシケンモノノフが3番手につけた。向正面に入るとJRAの
ドリームバレンチノが後方から一気に上がって行き、3コーナー過ぎに
ダノンレジェンドと並んで4コーナーへ向い、直後に
ニシケンモノノフが追走し、その後ろに3番人気のJRAの
タールタンがつけた。
 最後の直線では
ドリームバレンチノを振り切った
ダノンレジェンドに
ニシケンモノノフが差を詰めたが、ゴール前でまた
ダノンレジェンドが突き放して1馬身の差をつけて連覇を達成した。勝ちタイムは1分27秒0。勝利騎手はJRAのミルコ・デムーロ。
ドリームバレンチノを交わして
タールタンが2馬身半差の3着となり、高知の
スクワドロンが5着となった。5番人気のJRAの
メイショウオセアンは12着に終わった。
 勝った
ダノンレジェンドは、父
Macho Uno、母My Goodness(その父Storm Cat)という血統の牡6歳黒鹿毛馬。JRA栗東・村山明調教師の管理馬。昨年は黒船賞、東京スプリント、クラスターカップ、東京盃を制して、JBCスプリントでは2着。4カ月半ぶりとなった今年の初戦を制して重賞6勝目。通算成績は25戦11勝(地方競馬では9戦6勝)となった。