名古屋競馬場(天候:晴 馬場:良)で行われたダート
グレード競走の第39回名古屋大賞典(第10競走・JpnIII・4歳以上・ダート1900m・1着賞金2100万円)は、12頭が出走した。
レースは2番人気のC.ルメール騎手騎乗のJRAの
ダブルスターが先手を取り、高知の
サクセスコードが2番手となり、1.4倍という断然の1番人気となったJRAの
アウォーディーとJRAの
マドリードカフェが続き、その後に4番人気のJRAの
バンズームが続いた。2周目の向正面では逃げる
ダブルスターに
アウォーディーが接近し、
バンズームが3番手となり、後方にいた3番人気のJRAの
モズライジンも4番手まで上がった。
4コーナーの手前では早くも
アウォーディーが先頭に立ち、最後の直線では差を広げるばかりで結局大差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分1秒2。勝利騎手はJRAの武豊。
バンズームが2着となり、3着が4分の3馬身差で
モズライジン。逃げた
ダブルスターが4着となり、兵庫のアクロマティツクが5着となった。
勝った
アウォーディーはJRA栗東・松永幹夫厩舎の6歳牡馬で、父Jungle Pocket、母Heavenly Romance(母の父Sunday
Silence)。去年9月の
オークランドレーシングクラブトロフィーで初めてダート戦に出走して、これでダートで3連勝。前走の去年のシリウスステークスに続いて重賞は2勝目。通算成績は29戦7勝(中央競馬では28戦6勝)となった。