大舞台につながる2勝目を挙げた。阪神9R・君子蘭賞(芝1800m)を制したのは1番人気の
カイザーバル(栗東・角居)。道中で行きたがる面を見せたが、中団馬群で何とか我慢を利かせると、直線では際立つ瞬発力を発揮。GI2勝
ダンスインザムードを母に持つ良血馬が上がり33秒7の末脚で牝馬限定の一戦を制した。勝ちタイムは1分47秒6。好位からいったんは抜け出した2番人気の
キンショーユキヒメが1馬身半差の2着。末脚勝負に徹した7番人気の
サウンドパラダイスがさらに1馬身半差の3着に続いた。
 四位は「折り合いをつけるのが大変でしたが、直線に向いてからも余裕があったので抜け出せました」と額の汗を拭った。桜花賞(4月10日・阪神、芝1600m)に登録する見込み。