10頭立ての少頭数となった阪神10R・マーガレットS(芝1400m)を制したのは断然の1番人気に支持された
ティソーナ(美浦・藤沢和)だった。スタートしてスッと2番手のポジションに収まると、直線では逃げ馬をパスして先頭へ。内から2番人気の
キアロスクーロ(2着)が馬体を合わせてきたが、並んだら抜かせない父ダイワメジャー譲りの勝負根性を発揮。最後まで先頭は譲らず半馬身差をつけゴール。横綱相撲でオープン勝ちを決めた。タイムは1分21秒3。2着から3馬身差の3着には3番人気の
スキャットエディが入り、人気馬が上位を独占した。
「すごくいい状態で、レースでも落ち着きがありました。いい位置にスッと付けられましたし、ラストもしっかりと伸びてくれた」とM.デムーロ。藤沢和師は「落ち着いて走れていたし、競馬も上手でした。体調を見ながらですが、次走はNHKマイルC(5月8日・東京、芝1600m)の予定」と大舞台へ意欲を見せた。