◆第42回マイルチャンピオンシップ・G1(11月23日、京都競馬場・芝1600メートル)=11月22日、栗東トレセン
安田記念に続く春秋マイルG1制覇を狙う
ジャンタルマンタル(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父
パレスマリス)は71秒1と坂路を落ち着いた様子で駆け上がり、決戦への態勢を整えた。「ここまでよく順調にこれたと思います」と高野調教師は納得の表情を浮かべる。
前回の富士Sは国内のマイル戦で初の敗戦となる2着だったが、あくまで前哨戦。「上積みを求めるというより、どんどん自ら良くなっている感じがします」と充実ぶりを感じ取る。
ここで勝てば国内で牡馬が出走できる芝マイルG1を完全制覇となる。今回は特に今までのG1・3勝では未経験の京都外回りマイル。「(東京マイルとは)全然違うレースだと思う。その2つを勝つのは至難の業。あとはジョッキーの方がコースを熟知していると思います」とトレーナーは主戦・川田の手綱さばきに期待した。