接戦を制し初めての重賞制覇を果たしたダンツプリウス(撮影:下野雄規)
9日、中山競馬場で行われたニュージーランドT(3歳・牡牝・GII・芝1600m)は、好位でレースを進めた丸山元気騎手騎乗の2番人気
ダンツプリウス(牡3、栗東・山内研二厩舎)が、直線で前を交わして先頭に立ち、最後は後方から猛然と追い上げてきた14番人気
ストーミーシー(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)をハナ差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(良)。
さらにクビ差の3着に12番人気
エクラミレネール(牝3、美浦・高橋裕厩舎)が入った。なお、1番人気
アストラエンブレム(牡3、美浦・小島茂之厩舎)は4着、3番人気
サーブルオール(牡3、美浦・萩原清厩舎)は7着に終わった。
勝った
ダンツプリウスは、父ブライアンズタイム、母ストロングレダ、その父マンハッタンカフェという血統。前走のアーリントンCではハナ差の2着に敗れたが、今度は接戦を制して初めての重賞制覇を果たした。また、本馬及び2着の
ストーミーシー、3着の
エクラミレネールは、5月8日に東京競馬場で行われるNHKマイルCの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ダンツプリウス(牡3)
騎手:丸山元気
厩舎:栗東・山内研二
父:ブライアンズタイム
母:ストロングレダ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:山元哲二
生産者:千代田牧場
通算成績:10戦3勝(重賞1勝)