前走京都大賞典で7歳にして初重賞制覇を果たした
ディープモンスター(栗東・池江泰寿厩舎)。次走はジャパンカップ(11月30日・東京芝2400m)への出走を予定しており、今朝20日はレースへ向けた1週前追い切りを行っている。
レースでの騎乗が予定されている松山弘平騎手が跨って、朝一番のCWで併せ馬。古馬1勝クラスの
レベルスルールを追走する内容だったが、6F標識では8馬身か9馬身くらい後ろから追走。ゆったりとした雰囲気で走っていたので、速いラップには見えなかったが、実際には14秒台、13秒台というラップで追走していた。
4コーナーから最後の直線では内。すぐに前に追いつくところまで詰めてきて、しばらく並走に近い状態でラスト1F標識を通過。追い出されるとしっかりと伸びて、半馬身ほど前に出て、ゴールでは先着という内容だった。
時計は6F78.8〜5F64.6〜4F50.9〜3F36.2〜2F22.5〜1F11.1秒。道中は追走したこともあって、かなりちぐはぐになるラップだったが、最後の直線は11.4秒から11.1秒。時計が出にくい朝一ということを考えれば、全体時計もラストの時計も評価できる。
(取材・文:井内利彰)