昨年は
ミッキークイーンが制した注目のオープン特別。阪神9R・忘れな草賞(芝2000m)は2番人気の
ロッテンマイヤー(栗東・池添学)が逃げ切りV。近親に
ブエナビスタなどが名を連ねる良血馬が、オークス(5月22日・東京、芝2400m)の女王候補に名乗りを挙げた。ハナを主張してスローペースの逃げを展開。3、4コーナーで後続馬が並び掛けてきたが、直線では外から脚を伸ばした4番人気
ペプチドサプルの追撃を半馬身抑えて余力十分にゴールした。勝ちタイムは2分3秒3。1番人気の
メイショウタチマチは2着から半馬身差の3着。勝ち馬を終始マークしながら2番手で運んだが、直線で伸びを欠いた。
川田は「2000mでも我慢できていましたし、しまいもしっかりと。いい内容で勝ってくれました」と満足げ。池添学師も「放牧に出して、オークスへ。距離は心配していません」と大きな2勝目を喜んだ。