11日、中山競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝2000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気{horse=2003102558:フサイチジャンク}(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)が中団追走から徐々に進出し、逃げ粘る6番人気コスモシレナに1馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分07秒0(良)。さらに2馬身差の3着には15番人気トピアリーが入り、2番人気に支持されたフェラーリワンは、最後方追走から直線伸び切れず9着に敗れた。
勝ったフサイチジャンクは、父サンデーサイレンス、母はAJCオークス(豪G1)2着のセトフローリアンII(その父Bellotto)という血統。全兄に02年皐月賞(GI)で2着に入ったタイガーカフェ(牡6、美浦・小島太厩舎)がいる。03年セレクトセールにてセール最高値(日本セリ史上では第4位)となる3億3000万円で落札されていた。馬名フサイチジャンクは、冠名+フジTV系の番組「ジャンクスポーツ」から名付けられた。