11日、中京競馬場で行われたつわぶき賞(2歳500万下、芝1200m)は、赤木高太郎騎手騎乗の1番人気{horse=2003102664:マルカアイチャン}(牝2、栗東・北橋修二厩舎)が、道中は中団の内々を追走し直線一気に脚を伸ばすと、先に先頭に並びかけた6番人気イサミサクラサクラを1.1/4馬身交わして優勝した。勝ちタイムは1分09秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着には7番人気アナナスが逃げ粘った。
勝ったマルカアイチャンは、父フレンチデピュティ、母は99年京都牝馬特別(GIII)を制したマルカコマチ(その父サンデーサイレンス)という血統。伯父に98年ステイヤーズS(GII)を制したインターフラッグがいる。デビュー2戦目(阪神・芝1600m)で初勝利を挙げると、続くりんどう賞(京都・芝1400m)はクビ差2着。ファンタジーS(GIII)は7着に敗れ、前走のあけび賞(京都・芝1600m)は追い込み届かず3着だった。通算成績6戦1勝。
中山6R・2歳500万下(ダート1200m)は、柴田善臣騎手騎乗の3番人気{horse=2003103343:メジロファルカル}(牡2、美浦・栗田博憲厩舎)がスタートから先手を奪うと、大外から追い込んできた1番人気セイウンマルに3.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分12秒8(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には、2番手から粘りこんだ6番人気モエレフィールドが入った。
勝ったメジロファルカルは、父グラスワンダー、母タフラ(その父Fairy King)という血統。デビュー戦となった新馬戦(中山・芝1600m)では、積極的に先手を奪うもズルズル後退し11着と敗れた。2戦目からはダートへ活路を求め3、2着と好走。前走の未勝利戦(東京・ダート1300m)では、好位追走から直線抜け出して初勝利を挙げていた。通算成績5戦2勝。