桑村真明騎手騎乗のスティールキングがホッカイドウ競馬3歳3冠第一弾を制す(撮影:田中 哲実)
20日、2016年度のホッカイドウ競馬が門別競馬場で開幕。この日の最終10Rに行われた第40回北斗盃(3歳・ダ1600m・1着賞金300万円)は、2番手でレースを進めた桑村真明騎手騎乗の1番人気スティールキング(牡3、北海道・角川秀樹厩舎)が、直線で逃げ粘る6番人気ジャストフォファン(牡3、北海道・角川秀樹厩舎)を捕らえ、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分43秒3(良)。
さらに6馬身差の3着に5番人気キングニミッツ(牡3、北海道・村上正和厩舎)が入った。なお、3番人気フジノパンサー(牡3、北海道・米川昇厩舎)は4着、2番人気アンビリーバボー(牡3、北海道・堂山芳則厩舎)は5着に終わった。
勝ったスティールキングは、父シルバーチャーム、母グルカッシュ、その父Machiavellianという血統で、これが重賞初制覇。なお、今年から北斗盃、北海優駿、王冠賞の3歳3冠を達成した馬には「3歳三冠賞」として2,000万円のボーナスが与えられる(2冠は250万円)。本馬も当然これを狙うことになるだろう。
【勝ち馬プロフィール】
◆スティールキング(牡3)
騎手:桑村真明
厩舎:北海道・角川秀樹
父:シルバーチャーム
母:グルカッシュ
母父:Machiavellian
馬主:菅野守雄
生産者:ユートピア牧場
通算成績:9戦2勝(重賞1勝)