内から力強く抜け出した。東京9R・新緑賞(芝2300m)は2番人気のハーツクライ産駒
カフジプリンス(栗東・矢作)が2分20秒3のタイムで快勝した。道中は好位のポケット。直線の半ばまで追いだしを待たされたが、スペースができるとグンと加速。石橋脩の左ステッキに応えて脚を伸ばし、中団から早めに動いた1番人気の
ラヴィエベール(2着)に1馬身半差をつけてフィニッシュした。さらに1馬身1/4差の3着には12番人気の伏兵
フレンドミラクルが差し込んだ。
 初騎乗の鞍上は「抜け出してステッキを入れてから、さらに加速してくれました。何も手を煩わすことのない、いい馬ですね」とレースぶりを称賛した。