ワーザーが圧勝 日本勢はラブリーデイの4着まで/クイーンエリザベスII世C

2016年04月24日 17:43

H.ボウマン騎手騎乗のワーザーが直線で一気に突き抜け独走。圧倒的な強さを見せつけて優勝した(撮影:高橋 正和)

 現地時間24日、香港・シャティン競馬場で行われたクイーンエリザベスII世C(3歳上・GI・芝2000m・1着賞金1140万香港$)に、日本のラブリーデイ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)、サトノクラウン(牡4、美浦・堀宣行厩舎)、ヌーヴォレコルト(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)が出走。

 レースは、サトノクラウンが一旦ハナを切る場面も見せて好位につけ、ラブリーデイがその後ろ、ヌーヴォレコルトは後方3番手から進める展開に。4コーナーでラブリーデイが前に並びかけて直線に向いたものの、その内からH.ボウマン騎手騎乗のワーザー(セ4、香港・J.ムーア厩舎)が一気に突き抜け、そのままゴールまで独走。今年の香港ダービー馬が圧倒的な強さを見せつける結果となった。

 ラブリーデイは残り100mまで2番手で粘っていたものの、最後はミリタリーアタック(セ8、香港・C.ファウンズ厩舎)とブレイジングスピード(セ7、香港・A.クルーズ厩舎)に交わされて4着に終わった。また、ヌーヴォレコルトは6着、サトノクラウンは12着だった。勝ちタイムは2分01秒32。
※ウェルテルのカナ表記がワーザーへ変更になったことがJRAより発表されましたので馬名を変更いたしました。

【日本馬プロフィール】
◆ラブリーデイ(牡6)
騎手:J.モレイラ
厩舎:栗東・池江泰寿
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム
通算成績:29戦9勝(重賞6勝)
主な勝ち鞍:2015年天皇賞・秋(GI)

◆サトノクラウン(牡4)
騎手:Z.パートン
厩舎:美浦・堀宣行
父:Marju
母:ジョコンダII
母父:Rossini
馬主:里見治
生産者:ノーザンファーム
通算成績:8戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2016年京都記念(GII)

◆ヌーヴォレコルト(牝5)
騎手:武豊
厩舎:美浦・斎藤誠
父:ハーツクライ
母:オメガスピリット
母父:スピニングワールド
馬主:原禮子
生産者:社台ファーム
通算成績:17戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2014年オークス(GI)

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