4月27日に京王杯SCの2週前追い切りを行ったサトノアラジン(撮影:井内利彰)
前走ダービー卿CTは3着だったサトノアラジン(栗東・池江泰寿厩舎)。前走後も在厩して調整が続けられており、今朝27日は次走予定の京王杯SC(5月14日・東京芝1400m)に向けた2週前追い切りをCWで行っている。
リグールとサトノシンゲキが2頭併せ馬でかなり前方を走り、それを後方から見る形。6F標識地点ではかなりの距離があったものの、コーナーに入る頃には完全に射程圏。直線では持ったままの手応えで前に並びかけていき、最後は楽々の先着ゴール。
時計の6F82.6〜5F67.6〜4F53.7〜3F40.2〜1F13.4秒は全体は速いし、ラスト1Fは相手に合わせて抑えただけ。やればもっと時計も出ただろうが、それ以上に長目から乗って、最後もリラックスしていた点が評価できる。まだ重賞未勝利だが、このスピードコントロールができれば、連勝街道に乗っても不思議ない。
(取材・写真:井内利彰)