青葉賞を制し、日本ダービーの優先出走権を獲得したヴァンキッシュラン(撮影:小金井邦祥)
30日、東京競馬場で行われた青葉賞(3歳・GII・芝2400m)は、中団でレースを進めた内田博幸騎手騎乗の4番人気ヴァンキッシュラン(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で一気に各馬を交わして抜け出し、最後は後方から追い上げてきた5番人気レッドエルディスト(牡3、栗東・笹田和秀厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒2(良)。
さらに3馬身差の3着に1番人気レーヴァテイン(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が入った。なお、2番人気プロディガルサン(牡3、美浦・国枝栄厩舎)は4着、3番人気メートルダール(牡3、美浦・戸田博文厩舎)は5着に終わった。
勝ったヴァンキッシュランは、父ディープインパクト、母リリーオブザヴァレー、その父Galileoという血統で、これが重賞初制覇。本馬及び2着のレッドエルディストは、5月29日に行われる日本ダービーの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヴァンキッシュラン(牡3)
騎手:内田博幸
厩舎:栗東・角居勝彦
父:ディープインパクト
母:リリーオブザヴァレー
母父:Galileo
馬主:島川隆哉
生産者:社台ファーム
通算成績:7戦3勝(重賞1勝)