「オークス・Ｇ１」(２２日、東京)

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、牝馬クラシック２冠目の出走予定馬をＡ〜Ｄ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【エンジェルフェイス＝評価Ｂ】
　首差しは標準から少し短めに映るぐらいだが、胴は長く少しトモ高の体形。つなぎも少し短め＋立ち気味で切れる脚が使える姿形と言っていいだろう。前重心のためかトモがやや流れ気味のシルエットだが、体形のバランスからすればややトモの完成度が落ちることや、キ甲が抜けていないことから完成するのは先の印象は受ける。

　しかしフラワーＣから中８週のローテーションながら、うっすらとあばらを見せて余分な脂肪のないつくりは見事。久々でも力の出せる態勢だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

　〈１週前診断〉栗東ＣＷで６Ｆ８２秒０-１２秒３(強め)。ボンナヴァン(３歳５００万下)を追走して併入。先週に続いてルメールが騎乗し、長めからしっかり負荷をかけられた。走りも軽快で順調そのもの。