毎日杯、京都新聞杯と連勝し、脚光を浴びているスマートオーディン(撮影:井内利彰)
毎日杯、京都新聞杯と連勝し、一躍脚光を浴びている
スマートオーディン(栗東・松田国英厩舎)。前走後は翌週金曜日から坂路馬場へ入っており、プールも併用しての調整。今朝19日は日本ダービー(5月29日・東京芝2400m)に向けた1週前追い切りをCWで行っている。
プロクリスを追走する内容だったが、3コーナーでは前に追いつきそうな勢い。相手が内を回り、こちらが外を回ったので、4コーナーから直線では再び差がついた。ラスト1F標識手前でも4馬身ほどの差があったが、仕掛けられると即座に反応して、一瞬で交わし去る。その時計は6F85.3〜5F69.8〜4F54.5〜3F39.4〜1F11.4秒と終いが超抜。
だからといって
テンションが上がるわけではなく、ゴールを過ぎたら、楽に減速して力が抜けている。このオン、オフの切り替えができていれば、初めての距離にも十分対応できそう。戦うごとに進化している印象もあるだけに、来週になれば、もっと良く見せてくるかも知れない。
(取材・写真:井内利彰)