1日、浦和競馬場で行われた第20回さきたま杯(4歳上・ダ1400m・1着賞金3100万円)は、先手を取った吉原寛人騎手騎乗の2番人気ソルテ(牡6、大井・寺田新太郎厩舎)が、そのまま直線に入って後続を振り切り、2着の1番人気ベストウォーリア(牡6、栗東・石坂正厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒9(良)。

　さらに2.1/2馬身差の3着に5番人気ドリームバレンチノ(牡9、栗東・加用正厩舎)が入った。なお、3番人気コーリンベリー(牝5、美浦・小野次郎厩舎)は2番手につけたものの直線手前で失速し、8着に終わった。

　勝ったソルテは、父タイムパラドックス、母ヒノデモンテローザ、その父マルゼンスキーという血統。前走のかしわ記念で2着に入った実力をここでも発揮し、初のダートグレード競走制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆ソルテ(牡6)
騎手：吉原寛人
厩舎：大井・寺田新太郎
父：タイムパラドックス
母：ヒノデモンテローザ
母父：マルゼンスキー
馬主：(株)フロンティア・キリー
生産者：下村繁正
通算成績：32戦14勝(重賞9勝)