ホワイトフーガなど、スパーキングLC厩舎情報/美浦トレセンニュース

2016年07月01日 18:01

前走は休み明けのさきたま杯で5着、巻き返しを期すホワイトフーガ(写真は2016年TCK女王盃優勝時、撮影:高橋正和)

 7月6日(水)に川崎競馬場で行われる第20回スパーキングレディーC(JpnIII・牝馬限定・ダ1600m)に出走予定の4頭について、各調教師のコメント。

■ホワイトフーガ(牝4・美浦・高木登)について、高木調教師。
「先週日曜日(6/26)に坂路でビッシリと追っていますが、1度使って良くなっていますね。前走(さきたま杯・JpnII・5着)はスタートで躓いてバランスを崩したのが痛かったですね。もう一列前で運びたかったですが、最後は伸びてきてくれました。1600mの方がこの馬には良いと思います。この馬は58キロですし、あとは他の馬との斤量差がどう出るかですね」

■タイニーダンサー(牝3・美浦・伊藤圭三)について、伊藤調教師。
「中央に移籍してから2戦はスムーズな競馬ができませんでしたが、前走は牝馬同士の一戦でしたし、スムーズに運べました。前走の関東オークス(JpnII・1着)は前の方に行きましたが、今回も1コーナーまでの距離が長いですし、前走と同じような競馬ができればと思います。この中間も飼い葉食いも旺盛ですし、順調です。

 体は現在500キロくらいですが、輸送をするとこちらにいた時の体重より10キロ以上減りますので、それを見越して余裕を持って太めに作っています。レースでは丁度良い馬体重になるでしょう。今週(6/30)は北のダートコースで併せ馬で追い切りましたが、変わらず良い動きでした。前走もそうでしたが、この後はやらずにこれが最終追い切りです。パワーとバネがある走りをしてくれますし、楽しみです」

■ヴィータアレグリア(牝5・美浦・高柳瑞樹)について、高柳調教師。
「前走のマリーンC(JpnIII・1着)はハプニング(ブチコが競走除外)もありましたが、この馬も力をつけていますし、良い競馬をしてくれました。前走後は放牧に出してレースの2週間前に帰厩するいつものパターンです。昨年1年はずっと良い状態でしたが、今回放牧から戻ってきた時は、いつもよりも硬さがありました。ただそれも徐々に解消されています。今回はメンバーが強くなりますし、ホワイトフーガが1枚上だと思いますけど、斤量差と機動力を生かしてどこまで頑張れるかでしょう」

■アンズチャン(牝5・美浦・大和田成)について、大和田調教師。
「いつも自分の競馬はしているのですが、展開の助けが必要な馬ですから、小回りは何とも言えないですね。状態の変動はないタイプですし、順調です。今回はいつもと違う競馬をしてみるというのも、一つの手かもしれません」

(取材・文:佐々木祥恵)

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