蛯名正義騎手騎乗のホワイトフーガが58キロを背負っての完勝。ダート女王の貫禄を見せつけた(撮影:高橋 正和)
6日、川崎競馬場で行われた第20回スパーキングレディーC(GIII・3歳上・牝・ダ1600m・1着賞金2500万円)は、2番手追走から早めに先頭に立った蛯名正義騎手騎乗の1番人気ホワイトフーガ(牝4、美浦・高木登厩舎)が、そのまま直線に入ってゴールまで押し切り、道中逃げて直線でも盛り返してきた4番人気ブルーチッパー(牝6、大井・荒山勝徳厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒5(良)。
さらに6馬身差の3着に3番人気タイニーダンサー(牝3、美浦・伊藤圭三厩舎)が入った。なお、2番人気ヴィータアレグリア(牝5、美浦・高柳瑞樹厩舎)はタイニーダンサーから3馬身差の4着に終わった。
勝ったホワイトフーガは、父クロフネ、母マリーンウィナー、その父フジキセキという血統。58キロを背負っての完勝で、ダート女王の貫禄を見せつけた。重賞はこれで4勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆ホワイトフーガ(牝4)
騎手:蛯名正義
厩舎:美浦・高木登
父:クロフネ
母:マリーンウィナー
母父:フジキセキ
馬主:西森鶴
生産者:梅田牧場
通算成績:14戦7勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2015年JBCレディスクラシック(GI)