産駒が驚異の勝ち上がり“フランケル・フィーヴァー”再燃

2016年07月11日 10:05

 14戦14勝の成績を残して2013年春に種牡馬入りし、2014年に生まれた初年度産駒が今年2歳を迎えている「史上最強馬」フランケル。

 注目の初年度産駒たちは、9日(土曜日)の競馬を終えた段階で、ヨーロッパでデビューした8頭の産駒のうち7頭が勝ち上がり、このうち6頭がデビュー勝ちを果たすという驚異のロケットスタートを決めており、関係者やファンの間でフランケル・フィーヴァーが再燃している。

 フランケル2世の先陣を切ったのが5月13日にニューバリーのメイドンでデビューしたクンコで、以降、6月3日にクイーンカインドリーがカテリックで、6月8日にフェアエヴァがヘイドックで、6月9日にフランクースが同じくヘイドックでデビュー勝ち。

 7月5日にはブライトンで、緒戦は敗れたマジョリスが2戦目にして初勝利。7月8日にはセヴンヘヴンスがアスコットでデビュー勝ち。そして7月9日にはトゥーリフォーが仏国のクラレフォンテンでデビュー勝ちを果たし、父にとって7頭目の勝ち馬となった。

 同じ7月9日にクラレフォンテンでデビューし、惜しくも2着に終わったラストキングダムが、ここまで欧州でデビューしたフランケル産駒の中で、唯一の未勝利馬となっている。

(文:合田直弘)

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