【南関東競馬】59歳10カ月的場文リアライズリンクス復活V

2016年08月04日 06:00

 14年ゴールドカップ以来、重賞2勝目を挙げたリアライズリンクス

「サンタアニタトロフィー・S3」(3日、大井)

 5番人気のリアライズリンクスが、3番手の好位から直線で抜け出して快勝。14年ゴールドカップ以来となる2度目の重賞制覇を成し遂げた。また、騎乗した的場文男騎手(59)=大井・フリー=は、自らの持つ最年長重賞勝利記録を59歳10カ月に更新した。2着には中団から伸びた1番人気のテムジンが入り、3番人気のアメージングタクトが3着に食い込んだ。

 鮮やかな復活劇だ。好スタートから3番手のポジションにつけたリアライズリンクス。最後の直線に入ると的場文のアクションに応え、力強いフットワークを繰り出して先頭に躍り出た。懸命に追い込む後続を寄せ付けずフィニッシュ。自身が持つ最年長重賞V記録を更新した的場文は、「平均ペースだったけど、自分の馬の流れだなと。4コーナーでグッとハミを取ったので、行けるかなと思った」と会心のレースを振り返った。

 1日には通算6900勝を達成するなど、大井の帝王はますます意気盛ん。「長い間乗せてもらって、6900勝という大きな数字に到達できた。ファンの皆さまのご声援と関係者のおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをかみしめた。2着にテムジンが入り、厩舎でのワンツー決着となった小久保師。「リアライズリンクスは爪の不安が解消されたのが大きい。次走はオーバルスプリント(9月15日・浦和)を視野に入れてます」と今後のプランを語った。

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