【関屋記念】栗東レポート〜ピークトラム

2016年08月10日 15:32

 中京記念2着のピークトラムは最近のレース直前の調整同様ウッドチップコースに入り同じ厩舎のハイプレッシャーを前に置いての調教。鞍上の小牧騎手が鞭を使うことなく楽々と抜き去って大差をつけてのフィニッシュとなった。

 調教後の関係者への共同インタビューの内容は以下のとおり。

ピークトラム(橋口慎介調教師)

◎3ヶ月ぶりのレースだった中京記念は2着でしたが?
 久々の重賞挑戦だったのですが、馬の状態も良くなっていたので楽しみにしていました。思った通り強い競馬をしてくれて、負けはしましたけど競馬の内容としてはとても強い内容だったと思います。

◎中2週の今回は馬の状態はどうでしょう?
 前回のレースを使ってさらに良くなっているという印象ですね。

◎中間の様子を教えてください。
 中2週ですから速いタイムの調整は2回だけで、先週の日曜と今朝だけですが、思ったとおりの時計でいい感じで追い切りができました。

◎今朝の最終追い切りはどのような指示だったのでしょうか?
 併せ馬で前の馬を追いかける形で進んで直線で馬体を併せる形なのですが、時計も指示どおりでしたし馬の走る気持ちも乗っていたようでとても良かったですね。

◎騎乗した小牧騎手とはお話はされましたか?
 バッチリですという答えが返ってきました。

◎前回のレース以上という手応えでしょうか?
 前回はレース間隔が開いて久々でしたから、今回はその分の上積みはあると思います。

ピークトラムは春から安定して走っていますが、徐々に良くなっているのですね?
 そうですね。ここに来て本当に充実して来ていて体つきも変わってきましたし、今は本当にいい感じですね。

◎この春から最終調教を坂路からウッドチップコースに変えていますが?
 結果として馬は良くなって来ているので、そのあたりも好調の要因かもしれませんね。

◎夏場ですが、毛艶もピカピカでいい状態のようですね。
 もともと夏場に強い馬なので全く暑さにもへこたれていないですし、本当に具合がいいですね。

◎いい結果を残している新潟競馬場ですが、改めて新潟の1600メートルについてはどうでしょう?
 2回前に走った谷川岳ステークスも勝っていますし、新潟2歳ステークスに出た時も強い相手に3着に来てくれましたのでコース自体はピークトラムに合ったコースだと思います。

◎今回はどんなレースをイメージされていますか?
 ピークトラムは展開不問というかとても乗り易い馬でどういうレースでもできるので、騎乗する小牧騎手も馬を信じて毎回上手に乗ってくれます。ですから今回もジョッキーにお任せします。

◎レースのポイントになる点は何でしょう?
 本当にどんな競馬でもできるので当日いい状態で迎えられれば結果は付いてくると思います。

◎関屋記念へ向けての意気込みをお願いします。
 今回勝てば馬にとっても厩舎にとっても初めての重賞制覇となります。それに今回はこの馬の担当者(厩務員)の最後のレースとなりますので何とか結果を出して欲しいですね。頑張ります。

(取材:佐藤泉)

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