17日、中京競馬場で行われた4R・2歳新馬(牝、芝1200m)は、和田竜二騎手騎乗の1番人気{horse=2003102828:カスタリア}(牝2、栗東・池江泰郎厩舎)が道中は後方を追走し、直線で逃げた3番人気アドマイヤテンシをゴール前でハナ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分10秒7(良)。さらにクビ差の3着には6番人気タイトリストが入った。
勝ったカスタリアは、父サンデーサイレンス、母カタリスト(その父Sadler's Wells)という血統。全姉に、04年ローズS(GII)でレクレドールの0.2秒差4着に入ったJRA現3勝のヒカルドウキセイ(牝4、美浦・栗田博憲厩舎)やJRA・現3勝のウェルシュステラ(牝6、美浦・高市圭二厩舎)、叔父には現役時代に97年仏グランクリテリウム(仏G1)を制した種牡馬Second Empire(その父Fairy King)がいる。
阪神5R・2歳新馬(ダート1400m)は、藤岡佑介騎手騎乗の2番人気メジロシリング(牡2、栗東・大久保正陽厩舎)が、好位追走から直線抜け出すと外から追い込んできた圧倒的1番人気(単勝180円)マリンブルーに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分27秒8(良)。さらにハナ差の3着には5番人気スズカアトラスが入った。
勝ったメジロシリングは、父ロドリゴデトリアーノ、母ヴェネジア(その父Riverman)という血統。牝系には、03年ジャパンCダート(GI)でアドマイヤドンとの叩き合いをハナ差制して優勝したフリートストリートダンサー(その父Smart Strike)がいる。ロドリゴデトリアーノ産駒は、JRA現2歳世代では11日に中山競馬場で行われた朝日杯フューチュリティS(GI)を2着と好走したスーパーホーネット(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)に続く2頭目の勝ち上がりとなった。