21日、小倉競馬場で行われた北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)は、後方でレースを進めた藤岡康太騎手騎乗の8番人気バクシンテイオー(牡7、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で外から一気に脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った1番人気ベルカント(牝5、栗東・角田晃一厩舎)を捕らえ、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒5(良)。
さらに1馬身差の3着に3番人気オウノミチ(牡5、栗東・佐々木晶三厩舎)が入った。なお、2番人気ラヴァーズポイント(牝6、栗東・高橋康之厩舎)は11着に終わった。
勝ったバクシンテイオーは、父サクラバクシンオー、母アウトオブザウィム、その父サンデーサイレンスという血統。連覇を狙った断然人気のベルカントを見事に破り、初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆バクシンテイオー(牡7)
騎手:藤岡康太
厩舎:美浦・堀宣行
父:サクラバクシンオー
母:アウトオブザウィム
母父:サンデーサイレンス
馬主:林正道
生産者:ノーザンファーム
通算成績:25戦7勝(重賞1勝)