17日、中京競馬場で行われた中京2歳S(2歳OP、芝1800m)は、石橋守騎手騎乗の2番人気メイショウサムソン(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、2番手追走から直線入り口で先頭に立つと、追いすがる1番人気トップオブツヨシに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2歳コースレコードとなる1分47秒5(良)。さらに3.1/2馬身差の3着には3番人気ラッキーリップスが入った。

　勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(その父ダンシングブレーヴ)という血統。伯母に95年七夕賞(GIII)3着のノーザンプリンセスがいる。7月の小倉でデビュー(2着)し、3戦目で初勝利を挙げると、続く野路菊S(阪神・芝1600m)でも1番人気に応えて優勝。萩S(京都・芝1800m)では4着に敗れたが、前走・東京スポーツ杯2歳S(GIII、東京・芝1800m)では、朝日杯フューチュリティS(GI)を制したフサイチリシャールの2着と好走していた。通算成績7戦3勝。