今年から重賞に格上げされた紫苑Sに出走予定のヴィブロス(撮影:井内利彰)
今年から重賞に格上げされた、秋華賞
トライアルの紫苑S(9月10日・中山芝2000m)に出走予定の
ヴィブロス(栗東・友道康夫厩舎)がレースに向けた1週前追い切りを行っている。
前走500万下を勝った後、短期放牧に出されて8月12日にノーザン
ファームしがらきから帰厩。先週は坂路での15-15の追い切りを消化し、今朝24日はCWでの追い切り。後ろから
アドマイヤフィズがつついてくるような展開だったが、周囲には馬の少ない時間帯だったこともあり、あまりプレッシャーのかからない状況。
向正面ではラップが速くならなかったこともあり、時計は6F86.2〜5F70.0〜4F54.8〜3F39.6〜1F12.3秒。全体は遅いが、終いはしっかりの内容。長く休んでいるわけではないので、このひと追いでエンジンが温まってくるだろう。
前走オークスで3番人気に支持された
エンジェルフェイス(栗東・藤原英昭厩舎)は、1回目のハローが明けた時間帯にCWを向正面から入っての追い切り。
トーセンデュークを追走したが、最後の1Fで並びかけてゴールでは僅かに先着。時計も5F68.5〜4F52.9〜3F38.6〜1F11.7秒と優秀で、現時点でも動ける状態まで仕上がっている。
(取材・写真:井内利彰)