皐月賞馬ディーマジェスティが始動戦V、いざ2冠制覇へ(撮影:小金井邦祥)
18日、中山競馬場で行われたセントライト記念(3歳・GII・芝2200m)は、後方でレースを進めた蛯名正義騎手騎乗の1番人気ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が、3〜4コーナーで先団に取りついて、好位追走から一旦先頭に立った2番人気ゼーヴィント(牡3、美浦・木村哲也厩舎)を直線で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒1(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気プロディガルサン(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が入った。
勝ったディーマジェスティは、父ディープインパクト、母エルメスティアラ、その父ブライアンズタイムという血統。日本ダービー(3着)以来のレースをキッチリと制し、菊花賞でのクラシック2冠制覇に向け弾みをつけた。なお、本馬及び2着のゼーヴィント、3着のプロディガルサンは10月23日に京都競馬場で行われる菊花賞の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ディーマジェスティ(牡3)
騎手:蛯名正義
厩舎:美浦・二ノ宮敬宇
父:ディープインパクト
母:エルメスティアラ
母父:ブライアンズタイム
馬主:嶋田賢
生産者:服部牧場
通算成績:7戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2016年皐月賞(GI)