降級戦の西宮Sを勝ち、再度のオープン入りを果たしたブラックムーン(手前、撮影:井内利彰)
前走の西宮Sを勝ってオープン入りしたブラックムーン(栗東・西浦勝一厩舎)。次走は初重賞挑戦となる富士S(10月22日・東京芝1600m)への参戦が予定されており、今朝5日はレースに向けた2週前追い切りをCWで行っている。
ライオネルカズマが4馬身ほど先行して、それを追いかける形。ただ、前半のペースが遅かったこともあり、4F標識あたりでは前に追いついてしまった。そこからはずっと馬体を併せて、ゴール前は追われていたが、結局は最後まで並んだまま。
先着できなかったあたりに物足りなさはあるものの、時計が6F86.3〜5F70.9〜4F55.7〜3F40.9〜1F12.6秒と遅く、相手も余力十分だったこともあるだろう。次週以降、強い負荷をかけられた時にどの程度動いてくるか。このあたりに注目してみたい。
(取材・写真:井内利彰)