10月4日に大山ヒルズから帰厩し、順調に追い切りを消化しているラニ(撮影:井内利彰)
10月4日に大山ヒルズ(鳥取県)から栗東へ帰厩し、順調に追い切りを消化しているラニ(栗東・松永幹夫厩舎)。気になる復帰戦だが「一応、ブラジルC(10月23日・東京ダート2100m)に登録する予定。出走するつもりですが、ハンデの状況や馬の状態も考慮しながら決めたいと思います」と松永幹夫調教師。もし、ブラジルCの出走を見送った場合は、当初の予定通り、みやこS(11月6日・京都ダート1800m)からの始動となる。
先週はEコースでの追い切りだったが、今週は坂路馬場。スタートから気持ちが乗って、大きなフットワークだったが、深いウッドチップということもあり、なかなか前に進んでいるという感じではない。その分、4F55.1〜3F40.5〜2F26.6〜1F13.8秒と時計は遅いが力強い走りは印象的。
追い切り後はEコースを歩いて帰ってきて、調教スタンド近くの運動場でクールダウン。入れ込む様子もなく、平然としており、このくらいの追い切りは楽々といった感じ。見た目には海外遠征から戻ってきたという不安は一切感じさせない。
(取材・写真:井内利彰)