最後は決めたい!今週ラストの日吉厩舎6頭に有終V託した

2016年10月14日 06:00

 騎手12年、調教助手7年、技術調教師1年を経て、夢だった調教師の職に就いたが、わずか5年でトレセンを去ることになった。日吉正和調教師が20日をもって勇退する。5月8日、京都競馬場で暴れた他厩舎の馬に蹴られて頭部を負傷し、一時は重体と伝えられた。意識は回復したものの、現在も療養中。今後の厩舎運営は困難と判断し、3日、JRAに届け出た。日吉厩舎として競馬に使うのは今週がラストだ。

「最後は決めたい」。番頭の山本助手が力を込める。厩舎は8月13日の札幌3Rを最後に勝っておらず、今週の6頭に有終Vを託す。日曜東京9Rテイエムシシーポスに「脚元が固まって飛越も安定した」と期待。他にも「使うごとに良くなっている」(土曜新潟1Rテイエムオドロキ)、「コース相性がいい」(日曜新潟6Rゼンノスサノヲ)、「上がりの競馬になれば」(日曜新潟12Rジェスロ)などがV候補。勇退に花を添えてもらいたい。(井上達也)

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