未勝利戦をレコードで圧勝したリスグラシュー(写真は2016年未勝利優勝時)
前走圧勝のフローレスマジック・リスグラシューや、連勝中のトーホウアイレス・サトノアリシアなど、素質馬が揃った今年のアルテミスS。勝って12月の阪神JFに駒を進めるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/29(土) アルテミスS(2歳・牝・GIII・東京芝1600m)
フローレスマジック(牝2、美浦・木村哲也厩舎)は全姉にラキシス、全兄にサトノアラジンがいる良血馬。新馬戦こそハナ差で敗れたものの、続く未勝利戦を4馬身差で圧勝し素質のあるところを見せた。ここで兄姉に続く重賞ウイナーとなれるか。
リスグラシュー(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)はデビュー2戦目の未勝利戦をレコードで圧勝。新馬戦は後ろから届かずというレースだったが、前走は好位抜け出しと内容も良かった。萩Sとのダブル登録だが、出てくれば当然上位争いが期待される存在。
トーホウアイレス(牝2、美浦・田中清隆厩舎)は新馬戦・サフラン賞(500万下)と無傷の2連勝を飾っている。2戦ともに上がり最速をマークしており、東京コースのここでもその末脚は生かせるだろう。3連勝での重賞制覇なるか。
その他、未勝利戦・コスモス賞と連勝しているサトノアリシア(牝2、栗東・平田修厩舎)、函館2歳Sで4着のメローブリーズ(牝2、美浦・石毛善彦厩舎)、新馬戦で断然人気に応えたシグルーン(牝2、栗東・宮徹厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。